ヨガをゼロから学ぼう!

ヨガ初心者さんのための分かりやすい解説

STEP2.さぁヨガを始めよう!-ヨガ初心者 体験レッスン

スタジオの候補を絞ったら、実際に体験してみよう!ホームページで見ていたのと違った・・・なんてことのないように、実際に行って自分にマッチするかを見極めるのはとても大切です。初心者ならいくつかのスタジオの体験レッスンを受講してみて、比較した上で決めても良いですね。

ヨガの体験レッスンを受けてみよう

1. ヨガの体験レッスンに行ってみよう

1-1.ヨガの見学のみはできるか?

「見学のみ」可能なところは少数。それよりも実際に体験することが大切です。不安なら初心者向けクラスを受けてみよう。

「ヨガが初めてだから、どんなものか実際に見るだけで自分はしなくてもいい」という方が多いですが、見学のみさせてくれるところは少数です。むしろ自分でやってみるからこそ発見が多いものです。誰しも初心者である時があります。

ビギナークラス

不安なら初心者向けクラスを体験してみましょう。「体験レッスンしませんか?」と謳っているヨガスタジオは初心者でも挑戦しやすいクラスが用意され、インストラクターが丁寧に指導してくれるので、安心してヨガに触れることができます。
スタジオ見学だけでもOKな場合は、質問があればスタッフが丁寧に答えてくれます。ただし、レッスン中は、他の参加者の集中を妨げないために、スタジオ内で見るだけの参加をお断りされるスタジオもあります。

ヨガを体験しよう

1-2.ヨガの体験レッスンにかかる時間は?

スタジオに入ってから出るまで、2時間〜2時間半程度と考えておきましょう。

・体験前に、簡単なスタジオ設備の案内や着替え、事前アンケートやお客様情報の記入などがある場合がある
・開始時間ギリギリに行くのではなく、30〜15分ほど余裕を持って行く

2時間をみる

・余裕を持っておくことで、心が落ち着いた状態でレッスンに入れるようになります
・レッスン時間は60〜90分ほどを目安に
・レッスンが終わったら、ご自身の着替えや、入会の説明のため30分程度見ておく(ホットヨガの場合はシャワーを浴びて髪を乾かしたりする時間も必要)

ヨガの体験レッスンを受けてみませんか?

わずか 3 ステップで今すぐ ヨガビニ エクスペリエンスに登録

1-3.ヨガの体験レッスンの時の服装

常温ヨガの場合:リラックスできる服装を

基本的に更衣室があるところがほとんどですので、体を動かしやすい服を持参しましょう。特に決まりはありませんが、上はTシャツやタンクトップ、下はジャージやレギンスの方が多いです。

動きやすい服装

基本的に裸足で行いますので、靴下は不要です。周りをあまり気にせずに、「気持ちよく、リラックスできる服装」であることが一番大切です。

ホットヨガの場合:通気性・速乾性の素材を

汗をたくさんかいても動きやすいよう、通気性・速乾性に優れた素材の服で参加しましょう。また、35〜40℃の高温の環境で行われますので、締め付けの強いインナーだと気分が悪くなってしまうことも。ストレッチが効いた服やインナーを選びましょう。汗をたくさんかくので、シャワーを浴びた後の着替えも必ず用意しましょう。

★ワンポイントアドバイス!

おしゃれよりも動きやすさを考慮しよう!
かわいいヨガのウェアがたくさんありますが、ヨガ初心者にあまり向いていないものもあります。

■露出は控えめがベター

周りの方への配慮も忘れずに。四つん這いのポーズによくなりますので、胸元は特に注意。

■トップスの丈は長めがベター

手を床につくポーズでは特にお腹が出やすいので気になる方は長めのものがおすすめ

■滑りやすい素材は避ける

自分の体重を支えるので、滑りやすい素材だと安定しにくくなります。綿などの素材、ヨガ用として販売しているウェアだったら問題ないでしょう。

■初心者は特に髪の毛も邪魔にならないような工夫を

束ねたりなど、下を向いても顔に髪がかからないようにした方が先生の動きが良く見えます。

ヨガ体験時の服装イメージ

1-4.ヨガの体験の時にもっていくもの

常温ヨガの場合:ほとんどの場合マットは不要。タオルと水を持っていった方がベター

  • 小さいタオル1枚:ヨガは激しい運動は行いませんが、全身の筋肉を使って体を動かすので、知らず知らずのうちに汗をかきます。
  • 水:いつでも水分補給できるようにペットボトルや水筒に飲み物を入れていつでも飲めるようにしておくといいですよ。500mlくらいで十分。
  • (ほとんど必要無しだけど要確認)ヨガマット:体験時はスタジオで貸してもらえる場合がほとんど。もちろんマイマットを使いたい場合は持参してもOK。

★ワンポイントアドバイス!

録音や撮影はできません。また教わったことを家でも実践したい!という方は、メモできる筆記用具を持参しても良いですね。ただしあまりメモをとる生徒はいないので、当日クラスが始まる前に許可をもらった方がいいです。

ホットヨガの場合:タオルや水は必須、着替えも忘れずに

基本的には常温ヨガの場合と同じですが、ホットヨガは1レッスンでかなりの汗をかきます。


体験レッスンが終わったらスタジオ備え付けのシャワーを浴びて帰りますので、髪や体を拭けるように、レッスン中も含めタオルは2〜3枚用意しておくといいでしょう。

ヨガ体験に必要なもの
  • 飲み物は多めに

    忘れてしまっても、スタジオ内の自販機で購入可

  • タオルも多め

    レンタルできる場合が多い。中には床に敷く用の大きなものが必要なところもあるので事前に要チェック

  • メイク落とし、洗顔、シャンプー、化粧水など

    無料で使えるところと、有料の場合もあり

  • 着替え

    ホットヨガは1回のレッスンで絞れるほどの汗をかきますので、帰りの下着が必要です

  • メイク用品

    レッスンは健康衛生上、基本すっぴんで受けるよう求められます。

ヨガ初心者のよくある質問

2. ヨガ初心者の体験にまつわるよくある質問

年齢制限はあるの?

ありません。ヨガは子供から年配の方まで何歳でも自分のペースでできます。
「ヨガって若い人がやるイメージ」と思われがちですが、年齢は関係ありません。そもそもヨガとは「幸せに生きていくための道しるべ」です。痩せれる・モデルさんみたいにかっこよくなれるというイメージは大きな誤解です。
子ども向け、シニア向けなど、一定の年齢層にしぼったクラス作りをしているスタジオもありますが、未成年は保護者の同意書が必要といった制限があることもありますので事前に確認を。

初心者です。体が硬いけど大丈夫?

全く問題なし。むしろ体が硬い人ほど効果を早く実感できます!
無理をしないで、マイペースですること。体が硬くても、ポーズをうまくできなくても大丈夫。しんどいなと思ったら、いつでも座って休んでOKです。
ヨガをする人のことをヨギーと言いますが、どんな人があなたの目標であり、ヨガのゴールだと思いますか?
体が柔らかい人?
難しいポーズができる人?
ヨガ経験の長い人?
資格をいっぱい持ってる人?
実はどれもゴールではありません。ヨガは常に成長し続けることであり、その変化に気づくことです。そのためには、自分ではない誰かと比べていては成長を感じることができません。比べるのは、周りの人ではなく、昨日の自分です。今この瞬間の自分自身を見つめ、心、体、呼吸の変化を感じましょう。決して無理をせず、気持ちいいなぁと思うところを探しましょう。

ヨガって女性がやるものですよね?

決して女性だけのものではありません。スティーブジョブズが瞑想を常日頃行っていた話は有名です。スポーツ選手がトレーニングに取り入れるほど、男性にも人気がありますが、日本においては男性の比率は多くありません。

日本のヨガ人口データ

2017年ヨガジャーナル日本版調査によると、約7割が女性です。しかし今後20代以上のヨガ人口が飛躍的に伸びると考えられています。
ヨガは1990年代に欧米諸国で一気に近代のヨガとして広まり、新しいスタイルが生まれ権力者やセレブの中でブームになりました。そのセレブから庶民に「おしゃれな健康法・美容法」というイメージが定着し、近年のヨガブームにつながりました。
ヨガの発祥の地インドではもともと男性が実践していた学問の一つです。自分の内側に意識を向け心と体を整えることのできるヨガは、ストレス解消や生活習慣病の予防にもなり、性別問わず男性にも大変意義のあるものです。近年ではサッカーの長友選手、テニスの錦織選手、大リーグのイチロー選手といった著名人も、ヨガの効果を感じ、ヨガを愛し、トレーニングの一環として日常生活に取り入れています。
ただし、ホットヨガは、シャワーを浴びたりする設備の都合上、女性限定となっている場合が多いのが実情。

男性も参加できるヨガスタジオはある?

「女性限定」と記載のあるスタジオ以外は、もちろん男性も参加可能。
小さいスタジオの場合、男性専用の更衣室が用意されていないこともありますので、要確認。近年では、男性が参加しやすいよう配慮された男性専用クラスとして「メンズヨガ」のクラスが開講されているスタジオもあります。

周りが女性ばかりだとちょっとな・・・

どのスタジオでもやはり男性の比率は少なめ。男性側からしたら、自分が周りからどんな目で見られているのか気になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ヨガは自分の内面に意識を集中させ、自分と向き合う時間。集中力が高まるにつれ、自然と周囲のことなど気にならなくなります。周りの生徒さんも、案外他の人のことは気にしていません。

ヨガをする女性

ヨガマットは持参しなきゃだめ?

仕事終わりや休日に毎回家からヨガマットを持参するのはちょっと面倒。多くのヨガスタジオでは、生徒さんの分のマットが用意されていて、毎回貸してもらえるところが多いです。レンタル料金は、無料のところから1回数百円が相場です。フリーパスがあるところは利用料にマットレンタル料が含まれているところもあります。
たくさんの方々と共有して利用するものですので、利用するときは汚したり傷つけたりしないように注意し、終わった後は汗を拭きとったりなどきれいにして片付けましょう。

ヨガ体験の前に食事を食べても大丈夫?

食事はヨガ前1〜2時間は控える。ヨガの効果を得られるのは、「体が軽い状態」。ヨガを始める直前は食事を控え、お腹の中はできるだけ空っぽの状態で行うのがベストです。 満腹の状態で行うと、体が重く動かしづらくなったり、おなかを圧迫するポーズや逆転のポーズで気分が悪くなってしまったりすることも。集中力も低下してしまいます。

ヨガのあとの食事のタイミングは?

体を動かしたあとはおなかがすくかもしれませんが、ヨガ後1〜2時間は食事の間隔をあけましょう。ヨガをして体が伸び血行が良くなっている時は、その分、口にした物の吸収率も高まります。少し時間を置いてから、よく噛んでゆっくりといただくようにしましょう。

前後2時間は食事を控える

食事制限すべき?

極端に制限するのも暴飲暴食も良くありません。まずは自分の心と体を知るのが大切です。
体を動かすだけがヨガだと思われがちですが、本来私たちの生活そのものがヨガです。食事も、トイレに行くのも、眠るのも、ヨガの一部なのです。
痩せたいからと言って、極度な食事制限をすることは、体の声を無視しているかも知れません。私たちの体は、口にした物で作られます。
体の声を聞いてあげて、体が欲するものをいただくようにしたいですね。

栄養バランスのある食事

ヨガの種類がありすぎてどれを選んだらいいか分からない

ハタヨガが一番ポピュラーで、どんなヨガのスタイルにも発展できます。

ヨガの発祥は紀元前2500年頃にまでさかのぼります。学問として世に広まったヨガは、王様のヨガと呼ばれるラージヨガとエネルギーのヨガと呼ばれるハタヨガがありました。ラージヨガが瞑想や精神世界を重要視するのに対し、ハタヨガはアーサナ(ポーズ)によって心・体・呼吸の3つの側面からアプローチし、現代のヨガへの発展につながりました。「動くヨガ」はもともとはハタヨガがベースになっています。

ハタヨガ、アシュタンガヨガ、ヴィンヤサヨガなど「〇〇ヨガ」という形で様々な種類がありますが、もしスタジオが特筆して説明していなければ、それはハタヨガである場合が多いです。

ヨガの種類
レビューを投稿しよう

3.レビューを書いてヨガ体験をシェアしよう

生徒さんからの感想や意見はヨガ教室にとって宝物!初心者さんが初めてヨガのレッスンを体験して感じたことを心の中にとどめておくのもいいですが、せっかくならネット上で情報を探している方にシェアしてみよう!
初めてヨガに挑戦しようと思った理由、体験レッスンを通して気づいたこと、スタジオの良かったところ、改善して欲しいところ・・・
いつも生徒さんへより良いサービスを提供したいと思っているスタジオ運営者やインストラクターにとって、生徒さんからの生の声は何よりの励みになるのです。
また、良いヨガ教室を探している人、これからそのヨガ教室に通おうか悩んでいる人にとって、実際の体験談は大変参考になります。
以下に、主なレビューの仕方をいくつかご紹介します。

レビューの仕方

GOOGLEマップ

世界中で圧倒的な情報量を誇るGoogle。
多くの人の目に止まりますので、投稿した評価が参考にされやすく価値のある投稿になります。
(1)Googleマップを開き、ログインしていることを確認します。
(2)クチコミを投稿したいヨガ教室を検索します。
(3)★5段階評価と、投稿された全てのクチコミを見ることができます。
(4)「クチコミを書く」をクリックし、ご自分の評価、感想を投稿しましょう。

SNS(FACEBOOKなど)

多くのヨガ教室は公式SNSページを持っており、そこから感想や意見を発信することができます。instagramやtwitterに感想を投稿するのもよいでしょう。しかし「レビュー欄」に★を付ける方法ではないため、レビューを参考にしたいユーザーにとってはあまり親切ではありません。 Facebookには企業やお店の公式Facebookページに★付きレビューを投稿することができます。Facebookのアカウントをお持ちの方はぜひレビューを投稿し、また参考にもしてみましょう。

スタジオホームページ

ヨガ教室によっては、ホームページ内に体験レッスンを受けてみての感想を送ることができるフォームが用意されているところや、スタッフブログなどコメントを書き込めるようになっているところがあります。
どちらかというと評価目的(他の人にオススメしたり知ってもらったりする)というよりも、教室と生徒さんとのコミュニケーションとして活用できると考えた方が良いでしょう。

HOT PEPPER BEAUTY

リクルート社の運営するHot Pepper Beautyに登録しているヨガ教室では、実際のスタジオのクチコミを投稿でき、自分の目的に合ったヨガ教室を探している人がクチコミを参考に選ぶことができるようになっています。
クチコミ投稿の流れとしては、以下のようになっています。
(1)Hot Pepper Beautyからネット予約し、来店する ※会員登録が必要
(2)来店日より20日以内に、スタジオに実際に行ってみての感想(良かったところ、想像と違っていたところなど、理由や背景を添えて具体的に書くと、他の生徒さんのより良いスタジオ選びの参考になります)を書いて投稿
(3)投稿されたクチコミは内部審査の上、ネット上に掲載される